漢文訓読 JavaScript

Kanbun JavaScript

※ 本ページは現在、改装中のため、きちんと動作しません。改装後は RSS にてアナウンスしますので、しばらくお待ちください。

本JavaScriptは、同一の漢文データを「原文」、「訓読」、「読み下し文」の 3つにわけて表示することを可能にします。利点は以下の通りです。

注意

使い方

例:まず、漢文原文をエディタで入力します。

「吾嘗終日食、終夜不寝、以思。」

次に、訓点を青空文庫形式で入力します。

「吾嘗終日不[#レ]食、終夜不[#レ]寝、以思。」

次に、送り仮名をカタカナ、ひらがなで漢字と訓点の間に入れます。

「吾嘗テ終日不[#レ]食ラハ、終夜不[#レ]寝ネ、以テ思フ。」

※注意:青空文庫形式では、漢文の送り仮名は[#(XX)]という形式で記入することになっていますが、 カタカナ・ひらがなの場合は不要です。(稀に万葉仮名を用いる場合は、[#(XX)]形式も利用可能です。)

次に、読み仮名を「青空文庫形式」で挿入します。

「吾《われ》嘗《かつ》テ終日《しゅうじつ》不《ず》[#レ]食《く》ラハ、
終夜《しゅうや》不《ず》[#レ]寝《い》ネ、以《もつ》テ思《おも》フ。」

このようにして作成した漢文を、HTMLファイルののkanbunクラスに入れます。

<div class="kanbun">「吾《われ》嘗《かつ》テ終日《しゅうじつ》不《ず》[#レ]食《く》ラハ、
終夜《しゅうや》不《ず》[#レ]寝《い》ネ、以《もつ》テ思《おも》フ。」</div>

HTMLのHEAD要素で、jquery.js と kanbun.jsを読み込ませます。

  <script type='text/javascript' src='../js/jquery.js'></script>
  <script type='text/javascript' src='../js/kanbun.js'></script>

以下の関数を呼び出すことで、漢文を整形します。

以下はサンプルです。

漢文解説
「秦王、以テ[#二]十五城ヲ[#一]請フ[#レ]易《か》ヘンコトヲ[#二]寡人之璧ニ[#一]。可キヤ[#レ]予《あた》フ不《いな》ヤ。」 レ点や一・二点はかならず送りがなの後ろに付加します。 入力テキスト原文訓点
訓点(ルビなし)書き下し文
「吾《われ》嘗《かつ》テ終日《しゅうじつ》不〈ず〉[#レ]食《く》ラハ、終夜《しゅうや》不〈ず〉[#レ]寝《い》ネ、以《もつ》テ思《おも》フ。」 書き下しの時に漢字ではなく読み仮名のみを表示させたい場合は、ルビに"《》"ではなく"〈〉"を用います。 入力テキスト原文訓点
訓点(ルビなし)書き下し文
「使〈し〉メヨ[#人]籍《せき》ヲシテ誠《まこと》ニ不〈ず〉[#乙]以《もつ》テ[#下]蓄《やしな》ヒ[#二]妻子ヲ[#一]憂《うれ》フルヲ[#中]飢寒《きかん》ヲ[#上]乱サ[#甲レ]心ヲ、有リテ[#レ]銭《ぜに》以《もつ》テ済《な》サ[#地]医薬ヲ[#天]。」 対応する訓点には、上中下・甲乙丙丁・天地人があります。 入力テキスト原文訓点
訓点(ルビなし)書き下し文
「未《いま》だ〈ざ〉る[#レ]足《た》ら[#二]与《とも》に議するに[#一]也。」 再読文は、『【漢字】《【よみ】》【送り仮名】〈【再読よみ】〉【再読送り仮名】』で表現します。 入力テキスト原文訓点
訓点(ルビなし)書き下し文
「盍《なん》ぞ〈ざ〉る[#レ]反《かへ》ら[#二]其の本に[#一]矣《》。」 読み下しをしない漢字は、その漢字の後ろに空の《》を付します。 入力テキスト原文訓点
訓点(ルビなし)書き下し文